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令和6年度の埼玉県内の暑さ指数の情報提供は終了しました

 今年度の埼玉県内の暑さ指数の情報提供は終了しました。令和7年度は6月前後の情報提供開始を予定しております。

暑さ指数の値と熱中症の危険性

 暑さ指数とは、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい①湿度、②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、③気温の3つを取り入れた指標です。輻射熱とは、日射しを浴びたときに受ける熱や、地面、建物、人体などから出ている熱で、温度が高い物からはたくさん出ます。湿球温度は湿度の影響を、黒球温度は輻射熱の影響を主に示しています。湿度が高い場所では汗が蒸発しにくいので、身体から空気へ熱を放出する能力が減少し、熱中症になりやすくなります。

暑さ指数の値による日常生活に関する指針は以下の通りです。暑さ指数が28以上の場合は、日常生活におけるすべての生活活動において熱中症の危険性が高まります。冷房の利用や外出を控えるなどの予防対策が必要となりますので、熱中症予防のために是非とも御活用ください。

インターネットにつながる暑さ指数計(呼称:IoT暑さ指数計)

 低価格で既製品と同程度の精度を持つ、インターネットにつながる暑さ指数計(呼称:IoT暑さ指数計)を開発しました。この暑さ指数計は、温湿度計と黒球温度計の値から暑さ指数を自動で計算し、インターネットを経由してリアルタイムで暑さ指数の値を提供することができます。