松ケン主将の適応策ブログ『傘がないなら作りましょう。』#1
『傘がないなら作りましょう。』
出典:気候変動適応センターHP
このHPは埼玉県気候変動適応センターのページです。すでにご覧になっていると思いますがトップページには「埼玉県における気候変動の適応策の推進と気候変動の研究を行う機関です。」と書いてあります。
このページにアクセスしている方は、具体的な「適応策」を知りたいというニーズからがほとんどでしょうから、「適応策」は何なのかはご存知だと思います。
「釈迦に説法」ですが「気候変動適応」とは、地球温暖化に伴って気候が変わるその悪影響をできるだけ減らそうということ、だそうです。
ちょっと待て。なんでそれが「適応」なの?
環境への「適応」がよく使われるのは生物学の世界。生物がその環境の中で生活するのに役立つ特徴を持っている状態を「適応している」と言うそうです。
周りの環境に合わせてうまく変化している、ということでしょうか。
環境が変化するとき自ら変わっていかなければその生物は滅んでしまう可能性が高くなるはず。「適応」は必須だとも言えそうです。
ちょっと待て。気候変動に「適応」しないと人類は危ない?
のかもしれません。それゆえか、最近はできるだけ温暖化を緩やかにする「緩和策」に加えてこの「適応策」の必要性が声高に叫ばれるようになってきています。
だからこんなページもできているわけで、こんな話をする奴も出てくるわけです。
埼玉県の適応センターの元締である環境科学国際センター(CESS)のセンター長である私「松ケン主将」が公式Facebookに続き、周りの迷惑顧みず強引に連載する適応策ブログ、はじめます。
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